絢香 担当番記者ジーコ・ジャパンが持ってきたこの企画!!ついにファイナルを迎えました!
「ほわい?」
絢香の新曲「Why」がスクウェア・エニックス新作PSPゲームソフト(好評発売中!)、
「クライシスコア -ファイナルファンタジーVII-」のテーマソングとなっているのですが、これにちなんだ企画でした。


どんな企画かというと、tre-senからファンタジー溢れる質問を出します。
その質問に、これまたファンタジー溢れる答えを考えてもらい、電話にて2人のトレセナーに発表してもらいます。
そして、より「ファンタジーだった!面白かった!感動した!!」という答えを言ってくれたトレセナーはどちらだったか、審査員長の山口五和が、判定、結果発表、というもの!!
そのトレセナーには、監督賞として、
・PSPゲームソフト「クライシスコア -ファイナルファンタジーVII-」
・ラジオネーム入りの絢香サイン色紙
・絢香グッズ
以上の中から2つをチョイス!プレゼント致しました!
ファイナルファンタジーとなったストーリーはこちら!
******【ファーストファンタジー】******
むかしむかし、ヨーロッパ大陸の遥か西のある国に、パロベロンという魔法使いがいました。
パロベロンは、様々な魔法を使いこなし、色々な魔物から人々を守っていたのですが、ある日出会った魔物「ケポック」には、魔法を一切使わず、なんとか口で説得して魔物の森に返しました。
「ほわい?」
魔法使いは知っていました。
自分が説得して立ち去らせた魔物は、ずっと前にいなくなってしまった自分の師匠のなれの果てだということを。
魔法使いはその力が失われる時、魔物ケボックに変わり、森に姿を隠さなくてはならなくなるのです。
師匠は弟子がきちんと一人立ちをできたか、確かめにきたのです。
それはこれからも続いていく、悲しい儀式でした。
「さて、そろそろ私も、弟子をとらなければ」
パロベロンはひとり、ひっそりと笑いました。
暖炉の火が、カサリと崩れました。
『ファーストファンタジー監督:おキヌ子』
******【セカンドファンタジー】******
以前、自分の師匠であった魔物ケポックを魔物の森に返した魔法使いのパロベロン。
しかし、パロベロンは師匠が魔物の森に行かなくてならない事がどうしても納得できませんでした。
そこで、パロベロンは、魔法使いの掟を破り、ケポックを探す旅に出るのでした。
しかし、このあたりを旅するには、太陽が出ている昼間を選ぶのが常識。
それなのに、パロベロンはあえて魔物が多く出現する夜に出発したのでした。
「ほわい?」
パロベロンは、師匠のケボックがいつも夜空に輝く星を眺めていたことを覚えていたからです。
いつも厳しく弟子に接してきたケボックでしたが、一日の修行が終わった後の夜には、いつも星を眺めながら弟子に優しく語りかけていました。
「私達魔法使いは力を失えば魔物になってしまう。
しかし力を失うまでは人々の希望の光として輝いていられる。
私達はいつまでもあの星の様に輝いていたいものだなあ」
それを思うと、パロベロンには今もどこかで師匠が星を眺めて自分を待っているように思えたのです。
今日も星は輝いていました。
『セカンドファンタジー監督:ゲルググ』
******【サードファンタジー】******
そう、師匠が大好きだった星。それは北の夜空に輝くバルスという一等星。
パロベロンはバルスの光を道しるべに、北へ歩を進めました。
「おや?」
パロベロンはおかしな事に気づきました。
夜空に輝くバルスの様子が明らかにおかしいのです。
バルスの光はみるみるうちに近づいてきて、
ついにはパロベロンの上空10メートルの所まで降りて来たのです。
「ほわい?」
パロベロンは覚えていました。
師匠のケポックがいなくなる前日の夜、夜空を見上げながら師匠が自分に語ってくれた事を。
「私達魔法使いの力は生命の輝きの源であるバルスの輝きに帰るんだ。
力を失っても、魔法使いは人々の光でいるんだよ。あの輝きの中に私の師匠も…」
そう語ったケボックの目には涙をうかべていました。
パロベロンはその時、もう会えないかもしれないと感じていました。
「もう一度会いたい」
パロベロンの師匠への強い思いはバルスまで伝わり、パロベロンに一度きりのチャンスを与えたのです。
「もしかしたら、あの中に師匠が…」
パロベロンは、師匠からもらったペンダントを握り締め、バルスの光でできた階段をゆっくり上っていきました。
空は透きとおったカーテンのような星空でした。
『サードファンタジー監督:マーボー好きのデビル』
******【フォースファンタジー】******
光の階段をのぼっていったパロベロン。
その先に見えた部屋のような場所は、まわりとは対照的に暗がりでした。
一歩、また一歩部屋の奥へと進むパロベロン。
すると突然、
真後ろから、閃光を放った衝撃波がパロベロンの頬をかすめました!
一瞬パロベロンは目を疑いましたが、この光の動きは、空気を切り裂く魔法、シャナックである事はすぐにわかりました。
この魔法を使えるのは、世界でただ一人。
そして、恐る恐るパロベロンが後ろを振り返ったその時!
魔物と化した師匠、ケポックがパロベロンに襲いかかってきたのです!!
「ほわい?」
パロベロンは魔法、ストールを使いケポックを落ち着かせました。
その後、パロベロンは、魔物の言葉が分かる魔法、ケレンドを使い、ケポックと話し始めました。
「師匠、あなたを助けに来ました!!」
「誰だ?お前!?」
この言葉にパロベロンは気づき、なんと、ケポックに戦いを仕掛けました。
ケポックは、パロベロンの攻撃をかわし、攻撃し、有利に進めていました。
パロベロンは、ケポックの事を忘れ、魔物を倒すことしか頭になかったのでした!!
『フォースファンタジー監督:おしゃべりマニア』
******【ファイナルファンタジー】******
劣勢に立たされたパロベロン。
やはりケポックの強力な魔法の力には叶いませんでした。
完全に弱り果てたパロベロン。
もはや反撃する力は残っていません。
「ここまでか…」
ケポックが大きく杖を振りかざしたのを見て、パロベロンは覚悟を決めました。
あとはケポックがとどめの一撃である禁断の魔法、ドルテスクを唱えるだけでした。
しかしその時!
ケポックが突然、こう叫んだのです!!
「ケポっ!!!!」
「ほわい?」
パロベロンは我に返りました。
「し…師匠!」
パロベロンの目には涙が溢れていました。
彼には聞こえていたのです…
「まだまだ甘いぞ、パロベロンよ!!」
と、いうケポックの声が…
パロベロンの脳裏には、ケポックとの修行の日々が蘇ってきました。
「今なら…あの魔法を使えるかもしれない!」
パロベロンは最後の力をふり絞り、唱えました。
「シャナック!!」
鋭い閃光が、ケポックの体を貫きました。
どさっ…と倒れたケポックのもとへ、パロベロンは走ります。
しかし、最愛の師匠はもう…
やがてケポックの体は小さな光りとなり、彼の杖だけを残して、ゆっくりと散って逝きました…
「師匠!!」
パロベロンは叫びます。
しかし、その叫びはもう届かず、ただ、薄暗い部屋に虚しく響くだけでした…
パロベロンは師匠の形見の杖を手にし泣き崩れました。
彼の人生の中で、一番涙を流した夜でした…
そして、この夜の出来事が、彼を大きく成長させていくのでした…
数年後…
とある町外れの森の中で…
「まだまだ、お前は『ケポ』だな!」
「『ケポ』?っていったい何なんですか?師匠!」
「あぁ…これは私の師匠の言葉でね…『まだまだ甘い!』という意味さ!さぁ、分かったんなら夜まで修行だ!」
「ハイ!パロベロン師匠!!」
森の中には毎日、彼らの声が響いています。
そして…
夜空には毎日、あの時と変わらぬ光で、バルスが美しく輝いていました。
『ファイナルファンタジー監督:チームA』
******【THE END】******
今週金曜日で完結、ファイナルファンタジーを迎えることができました。
たくさんのご応募ありがとうございました!