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杉山玲子×甲地由美恵 対談企画~第2回

世界でたった一人、耳が聞こえないプロボディーボーダーとして、
テレビ番組の「情熱大陸」にも取り上げられ、
9月には、強くてやさしいメッセージがつまったフォトエッセイ『虹を見上げて』を出版された、
プロボディーボーダーの甲地由美恵さん。

そんな甲地由美恵さんと、杉山玲子の対談をブログのみでお届けします。

『悩んだらラッキーって思いなさい』

杉山玲子:
『虹を見上げて』を読んでいて思ったんですけど、
色々な綺麗な言葉や表現が出てきますがどこで覚えたんですか?

甲地由美恵:
本ですね。みんなに表現が変わっているって言われるんですけど、絶対本ですよ。
人としゃべれない分、本の世界に入り込むのがすごく好きで、
旅に出るときとか、すぐ読み終わっちゃうんで、5冊くらいドサっと買って、
人目を気にせず、大泣きしたりしちゃうんですよ。

読んでいて、勉強になるなぁっていう表現が多いんですよ。
本を読んでいて…由美恵ちゃんのおじいちゃん、スゴイですよね!

サラッと言っちゃう人なんですよね。
長く生きている分、言う言葉の一つ一つに、
「へぇ~そんな風に考えるんだ?」って助けてもらって。
何かあるとすぐおじいちゃんに相談していました。

ある女の子が手紙をくれて…
「私、目の手術するんです。もしかしたら目が見えなくなるかもしれないし、波乗りもできなくなっちゃうかもしれない。なんで私だけこんな思いをしなくちゃいけないんだろう?」って。
私が思った言葉は、神様は乗り越えられる人にしか試練を与えないの。
だから、絶対乗り越えられるんだけど、乗り越えるためにツライ思いをするかもしれないのね。
でも、そのツライ思いっていうのは、乗り越えた時に、みんなの宝物になるの。
「耳の聞こえないお子さんが生まれて、どうやって育てたらいいのか分からない」っていう相談もたくさん来るんです。
私がいつも出す答えっていうのは、
「良かったですね。耳の聞こえないお子さんが生まれて良かったですね。」って言うんです。
そう言うと、みんな「どうしてですか?」って言うんですけど、
私は、耳が聞こえなくなって、おじいちゃんが言うように、胸で人の声を聴くことができた。
普通の人は声が聞こえるから分からないみたい。
だから耳が聞こえないことって実は悲しいことじゃないんだなって思ったから。
あなたの子供さんもきっと素晴らしい能力を持っていますよって。
家族もその試練を一緒に乗り越えていくことで、素敵な人になれるの。
だから、私がもし同じ耳が聞こえない子供が生まれたら、やった!と思う。

私がそこで勘違いして欲しくないのは、
耳が聞えない人や目が見えない人も、仕事や恋愛や受験で悩んでいる人も一緒だと思うの。
私はたまたま耳が聞えなかっただけで、他の人の悩みにも意味があることなのね。
だから悩んだらラッキーって思いなさいって思うの。
結局それを乗り越えた後って絶対いいことがあるじゃないですか?
あの悩みはこのためにあったんだなーって。
だから、幸せな時だけ嬉しいって言っていて、嫌なことが来て嫌だなぁなんてダメだと思う。

嬉しいことも悲しいことも…全部ひっくるめて、全部で幸せってことだね!

コメント

素敵です…☆
乗り越えられないものは、
与えられないっていいますもんね☆
だから、絶対乗り越えられる
ものなんですよね☆

幸せな気持ちになりました☆

ありがとうございます☆

なんか胸に響く言葉が多いですねぇ…
勇気づけられますょ。
素晴らしいです

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